投資と言うのは、常勝無敗とはいきません。理論上は一度も負けないと常に利益のみが発生しますが、慣れている人であっても損失は出すものですし、投資で財産を築き上げた人でさえ何度も損失を経験しているでしょう。
バイナリーオプションでもそれは同じであり、利益と損失の双方を出しつつプラスに持っていくのが基本です。極端な話をするなら『一時的に資産が0になっても最終的にプラスになっていればOK』であり、一時の損失に落ち込んでいてはなかなか儲けられません。
だからこそ、ハイローオーストラリアを使う際も『損益分岐点』を知る必要があります。この損益分岐点とは何なのか、どうやって割り出すかをご説明いたします。
損益分岐点ってなに?
損益分岐点とは、『利益と損益で分かれる目安』です。バイナリーオプションであれば『どれくらいの割合で勝っていれば利益が出るのか』というのを明確にするため割り出すものであり、これが分かっていると今はプラスなのかマイナスなのかが分かるでしょう。
バイナリーオプションのルール自体は常に50%の勝率に見えますが、本当に50%の勝率を維持していると徐々に資産が減っていきます。というのも、バイナリーオプションで勝った時の利益の倍率は1.80倍前後が多く、負けると掛け金は没収されるため、50%ではどうしても赤字になるのです。
ハイローオーストラリアでの損益分岐点の計算方法
ではハイローオーストラリアではどうやって損益分岐点を割り出せばいいのかですが、その計算方法については以下のようになります。
100÷ペイアウト率(1.85倍~2.0倍)=損益分岐点
もしもペイアウト率が1.85倍であれば、『100÷1.85=54.054』となります。55%の勝率を維持できれば資産は徐々に増えていきますので、最初のうちはこの数値を目安に取引を重ねていきましょう。
なお、現実的なペースで資産を増やしていきたい場合、最低でも60%ほどの勝率が欲しいところです。
難易度の高い取引方法よりも低い方法のほうがいい?
ハイローオーストラリアでは難易度の高い取引方法のほうがよりペイアウト率が高くなり、損益分岐点も下がっていきます。ただ、難易度が高いということはそれだけ予想も的中しにくく、実際の勝率が低くなりがちです。
このため、ハイローオーストラリアでは1.85倍の取引で着実に勝利を重ねるほうがいいでしょう。そもそも最低倍率の1.85倍でもかなり高めの水準なので、長い目で見ればこちらのほうが安定します。